暮らしの処方戦

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4歳児のこだわりが強いの一体ナニ?わがままになる理由とややこしい子供への接し方

絶対思い通りにしたいんだよ!

4歳児のこだわりの強さに困ったことがありませんか?

 

私もこどものこだわりの強さに困っています。

 

 

・「ハンカチはこれじゃないといやだ!!」

 

・「ピンクのかわいい服じゃないと絶対着ない!!」

 

・「僕が一番じゃなきゃいやだ!!」

 

 

我が家の例ですが、似たような経験ありますか?

 

今回は、なぜこんなにこだわりが強くなるのか、

そんなこどもにどう接したらいいのか?

 

こだわりが強いのは発達障害なのか?

 

あなたが気になる疑問を解説していきたいと思います。

 

4歳児のこだわりが強いのなんで?

 

ボクを見て

こだわりの強さは不安の表れ

 

こどもは未熟なので、いつも不安を抱えています。

 

そんな中、いつもと違うことが起きてしまうとパニックになります。

 

ポケットにいつもと同じハンカチがない!!

 

そんなことで大騒ぎしてしまうこともあります。

 

なんでそんなことで騒ぐの?

とも思いますが、本人は親元を離れて不安な気持ちを抱えているので、

ハンカチがない、ハンカチの色が違うというだけで騒いでしまいます。

 

4歳児は幼稚園が始まって、いろんなストレスを抱えています。

 

心のなかは不安でしょうがないのです。

 

一見わがままに見えますが、自分の気持ちの落ち着かせ方を

自分で理解しているのでしょう。

 

その気持ちを親が理解して、大事にしてあげましょう。

 

 

他のイメージを考えたり想定したりができない。

 

娘はピンクの服しかい着ないというこだわりがあります。

 

こどもは一度決めたことがあると、他の選択肢を考えることが

難しくなります。

 

黄色い服も、水色の服もかわいい!

というイメージがわかないのです。

 

成長すると、他の選択肢も想像できるのですが、

一時期はこだわりを見せることが多いです。

 

集団生活をおくるうえで問題なければ

見守っていけばいいでしょう。

 

 

自分を見てほしいという気持ちの表れ

 順番にこだわる子が多いのもこの時期です。

 

息子もなんでも一番にこだわって困ります。

 

「家にかえって手を洗うのは僕が一番!」

「お風呂から上がるのは僕が一番!」

「運動会のかけっこは僕が一番!」

 

こんな形でやたら一番にこだわります。

 

「一番じゃなくたって、かっこいいよ」

 

といっても聞く耳をもちません。

 

なぜなら、彼が一番にこだわるのは

一番になって、自分に注目を集めたいからでしょう。

 

妹のことよりも、一番になった僕を見て!という

息子からのサインなのだと思います。

 

やたら順番にこだわるこどもは、

親の視線を集めたい、純粋な気持ちの表れと言えるでしょう。

 

4歳でこだわりが強いのは発達障害の特性なのか?



 

自閉症スペクトラム障害は、特定のものや、特定の行動にこだわりをもち

同じ行動をし続ける特徴があります。

 

こだわりの強さは、その子の長所と言い換えることもできます。

 

しかし、集団生活に支障をきたし始めると、

医療機関への受信や、発達支援などが必要になります。

 

幼少期はみんなそれぞれのこだわりを見せるので、

すぐに発達障害を見極めることは難しいでしょう。

 

両親や保育士さん、専門家のかたとこどもの様子を

見続けることが大事になります。

 

4歳でこだわりが強い子への接し方

愛情を伝える

こどもの不安を共有する

 

こどもは大人と違って経験も浅く、不安に感じることが多いです。

こだわりが強いだけ、不安も大きいと考えましょう。

 

親は、その不安な気持ちをこどもと共有しましょう。

 

息子は保育園にもっていくハンカチの種類にうるさいので、

このハンカチなら今日も保育園頑張れるね?

と、こどもの背中を押してあげます。

 

あまりにこだわりが強いとうんざりするかもしれませんが

大らかな気持ちで接することを心がけましょう。

 

違うイメージを連想させる。

違うイメージを連想するには、経験が必要です。

 

すぐに聞き分けよくはならないでしょう。

 

娘の話を例にすれば、ピンクがかわいいという

固まったイメージだけではなく、

 

「ママと一緒の服がかわいい」とか

「この洋服は周りにすごい褒められた」とか

 

そのような経験をさせています。

 

娘の心境が「ピンク以外の服もかわいいのか・・・。」

 

と、なるように家族で働きかけています。

 

 

親の気持ちを言葉にする。

 

親の注意を引きたくて、やたら順番にこだわる息子には

愛情を言葉で表現することを意識しています。

 

なかなか愛情表現を言葉でしないですよね。

 

順番にこだわらなくていい。

 

1番じゃなくたって、ちゃんと見ているよ。

 

と、こどもにしっかり伝えましょう。

 

1番じゃなくても、ママが僕のこと見てるぞ

 

こどもの気持ちがこのように変われば、

順番にこだわって親を困らせることもなくなるでしょう。

 

まとめ

 

こどものこだわりの強さにはうんざりしますよね。

 

親からすれば、「そんなのなんだっていいじゃん!」

とも思いますが、こどもには理解できません。

 

大人もある程度のルーティーンが崩れると、なんだか

気持ちが悪いですよね?

 

こどもはルーティーンが崩れたらパニックになります。

 

こどもの未熟さにしっかり寄り添っていきましょう。

 

すべては経験と、成長で変わってきます。

 

楽しい子育てライフを応援しています。