6月からヤマト運輸の配達が
「翌日」→「翌々日配送」に変更となります。
対象となる地域とサービスをまとめました。
一緒に確認していきましょう!
発送地域と受け取り地域 |
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関東 (東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木) |
⇔ |
島根(松江市、安来市のみ) |
広島(福山市のみ) |
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鳥取 |
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山梨 |
岡山 |
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新潟 |
四国(徳島、香川、愛媛、高知) |
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岩手 |
⇔ |
滋賀 |
京都 |
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大阪 |
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兵庫 |
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奈良 |
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富山 |
➡︎ 片道のみ |
福岡 |
静岡 |
例えば、
東京から岡山へ配達をしたいとき
京都から岩手へ配達を依頼するとき
は6月から翌々日配送になります。
配達の種類は
・宅急便
・宅急便コンパクト
・EAZY
・ネコポス
・JITBOXチャーター便
です。
主要な配達手段はほぼ対象となっていますね。
ヤマト運輸の配達が遅くなる理由とは?
今までできていた
「翌日配送」が「翌々日配送」となる原因はなんでしょうか?
主な原因として
①人手不足
②拘束時間規制強化(2024年度から)
が挙げられます。
物流業界は1ヶ月の拘束時間は297時間まで、
と決まっています。
1ヶ月が20営業日だとすると1日、約15時間です。
私が働いている業界は1日8時間働いて休憩を1時間だとすると、
1ヶ月20営業日で180時間です。
すごくざっくりとした計算ですが、
私の業界と比較しても拘束時間が長いことがわかります。
数字がたくさんでてきて混乱しますが・・・
・人手不足だから長時間労働になる
・長時間労働だから人手不足になる
この繰り返しで業界全体として負のスパイラルになっています!
すごい、、大変ですね。
お客様のために頑張って今まで「翌日配送」を実現しています。
いつもありがとうございます!
そこで2024年度からは年間拘束時間が
3,516時間➡︎3,300時間に制限されます。
月に平均すると293時間➡︎275時間です。
180時間と比べてもまだ多いです。
しかし、年間45時間ではなく1ヶ月で45時間です。
180時間だとすると1日あたり6時間45分で帰っていいよ、
あ、休憩時間は1時間とっていいからね、となります。
そう考えるとかなりの進歩なのではないでしょうか!
一方、拘束時間が削減されることにより、問題点もあります。
働ける時間が短くなるので
・一度に運べる荷物の量が減ってしまう
・一度に運べる距離が短くなってしまう
といったことが発生します。
そこで今回、配送スケジュールに余裕を持たせることになりました。
ヤマト運輸の配達日が遅くなることでの影響とは
他の運輸会社も配達スケジュールに
余裕を持たせた対応をしていくはずです。
もしくは翌日配送を「有償オプション」として提供するようになるなど。
実際に物流業界ではAIによる効率的な配達システムを
構築するなど、さまざまな取り組みをすでにしています。
「運べなくなりました!」
ではなく、見えないところで早く届けるには?
を必死に考えてくれています。
すごいッ!
「今までは翌日に配達してくれいたじゃないか!」
「今まで無料で翌日配送してくれていたじゃないか!」
と怒らず、穏やかに受け入れるしかないでしょう。
私たちにできることとしては
私たちができることをすれば、
配達ドライバーさんの負担が少しでも減らせるんです!
まとめ
6月から配達スケジュールが
「翌日」➡︎「翌々日」
に変更になることについて
その原因と私たちができることをまとめました。
私もよくネット通販を使うのですが基本的に翌日配送となっています。
商品によっては当日配送!なんてこともあり、
とても便利に活用させてもらっています。
いつも頑張って配達してくれているドライバーさんの、
努力によるものだと忘れないようにしていきたいです。
欲しいものがあるとすぐに購入ボタンを押して
小分け配送にしてしまい、すいませんでした!
これからは余裕を持った配達スケジュール指定や、
置き配・コンビニ受け取りなどにしていきます!
ヤマトさーーん。
いつもありがとうございます!!