関西万博の入園料金
2025年の大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会が、
入場券の価格を税込み8千円とする方向で検討していることが分かりました。
入場券収入で賄う万博の運営費が、
人件費や物価の上昇などで当初の1.5倍に増えると見込み、
値上がりとなりました。
ですので
関西万博の入場料金は
「6,000円改め→8,000円」
となります。
関西万博のテーマや内容は?
大阪・関西万博のコンセプトである
「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」
に基づき
デジタル技術、次世代モビリティなど
最先端の技術を会場や運営、展示等に活用する
未来社会ショーケース事業を行います。
未来社会ショーケース事業とは?
具体的には、
「ウォーターワールドの水上ショー」や
会場内の施設や通路を用いたプロジェクションマッピング
イベント広場や催事場など大小様々なステージで行う音楽や芸能などの催事。
伝統芸能やポップカルチャーなどの展示体験催事、
全国各地の祭りやパレードなど。
にぎわいと感動にあふれた本格的なエンターテインメントが楽しめる様です。
関西万博のおすすめのパビリオン
個人的にた注目したいのは「民間パビリオンの出展」です。
各出展者が本万博のテーマ
「いのち輝く未来社会のデザイン」
に沿って工夫を凝らし、
個性を活かした展示や演出を行います。
①吉本興業が出展「ワライ ミライ」
吉本興行が出展するパビリオンのテーマは
「ワライ ミライ」
テーマの “ワライ”が世界語となることを夢見ての出展です。
3つの
「世界中の子どもたち」「笑い」「つながる」
のキーワードをもとに創造されています。
「分断」と「対立」の世の中に、
子どもたちが初対面でも笑い合うことで
国境を越えてつながることができる
「笑い」のチカラを、
世界の子どもたちと一緒に示していきます。
とゆう紹介文があります。
②バンダイナムコホールディングスが出展「ガンダムパビリオン(仮)」
もうひとつ気になるのは、
株式会社バンダイナムコホールディングスの
「ガンダムパビリオン(仮)」
「機動戦士ガンダム」をテーマに
未来社会の課題解決に向けた実証実験や、
人と人のつながりによる「共創」の実現、
リアルとヴァーチャルの連動した未来体験を提供し、
ガンダムが示す可能性を感じていただけるパビリオンです。
詳しい内容はまだ分かっていませんが、
どちらも興味が湧くパビリオンになりそうですね。
関西万博のキャラクターに期待
関西万博は、世界的な注目を集めるイベントであるため、
開催期間中に観光客の誘致が見込まれます。
未来の技術や文化、エネルギー、環境などの最新の展示を通じて、
世界の視野を広げる可能性があるこの万博を通して、
日本および関西地域の魅力を世界に発信することを期待したいです。
しかし・・・
入場料の8千円は少し高い気がするのは私だけでしょうか?
ここで衝撃のアンケート結果が。
大阪・関西万博に
「行きたい」「どちらかといえば行きたい」
と答えた人は全体の41・2%。
府内は46・3%、府外は30・9%でした。
令和3年度調査と比較すると、
全体では10・7ポイント、府内11・8ポイント、府外8・7ポイント
それぞれ低下していたのです。
万博への期待値が上がらないどころか
逆に低下してしまっているという結果。
なぜでしょうか。
府市が共同で設置した万博推進局の担当者も
「万博の内容が見えていないのが一因ではないか」
と分析しています。
万博の内容が見えていない事はもちろん
さらに楽しそうなコンテンツがないと厳しそうです。
開幕まで約2年しかありません・・・。
残された2年間で
万博にワクワク思えるようなプロモーションを追加する事が求められています。
昨年7月に公式キャラクター
「ミャクミャク」が決まりました。
その見た目のユニークさもあって
気持ち悪いとネガティブな意見もありますが
インターネット上などで話題を集めてきています。
関西万博の開幕まで2年あまり。
会場建設費の高騰や全国的な万博の認知度の低さが課題となり、
更には入場料の値上げも発表される中
盛り上げ役として「ミャクミャク」には注目していきたいです。